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ネットワークへのアクセスを認証付きで提供するというシステムの研究は、過
去に多数の事例がある(国内では、
東北大学[4],
東京大学[telnet],
東京農工大学[PPTP],
慶応大学[5],
京都大学・立命館大学[FreeBSD + Catalyst],
大阪市立大学・岡山大学[6],
広島大学[7],
佐賀大学[8]
など。海外での事例も WWW などで多数公開されている)。
いずれも十分な機能と実績を有しており、非常に寛容なライセンスでシステムを
公開しているものも多い。したがって、実運用に当っては、これらのシステム
の採用を検討するべきと考えられる。
また PPTP や IEEE 802.1x といった普及している(あるいはしつつある)規格
の利用、
各社から販売されている商用製品([9] など)
の導入といった方向も考慮すべきであろう。
平成14年6月30日