検索システムを導入した WWW サーバの管理者はちょっとした副次的な情報を得 ることができます。 それは検索システムを利用するユーザが入力したキーワードです。 センターの検索システムでは入力されたキーワードの記録をとっていますので9、そのごく一部10を抜き出してみますと次の表のようになります。
入力されたキーワード | 推測 |
接続 | あいまいですがダイヤルアップ接続のことでしょうか |
ホームページの開設方法 | キーワードは単語で入力しないと |
〓〓ゼミ | 某ゼミの情報が知りたかったようです |
就職活動 | 今年も大変なようですね |
データマイニング | この方面の研究をしているのでしょう |
adult | 研究目的なのか趣味なのか… |
広末涼子 | ファンの方みたいですね |
実際には単にキーワードを記録するだけではなくて頻度やヒット率などの統計情 報も記録していますので、これを利用すればその WWW サーバ に要求されている情報やどのような情報が不足しているかなどといった状況 をある程度把握することができます。 今後センターでドキュメント類を整備 11するときにはこのような情報を参考にするとすこしは効率がよいのではないかと 考えています。