Unable to write ./Mailbox: disk quota exceeded. (#4.3.0)/I'm not going to try again; this message has been in the queue too long./情報処理センターのメールサーバはユーザのみなさん全員が共同で利用する資源 です。ですから特定のユーザが資源を食い潰してしまわないように、ひとりひと りが消費できる資源の上限を設定してあります。 このうちでハードディスクへ保存できるファイルのサイズ合計の上限を quota といいます。これは現在 30MB/人となっています。 さて、ユーザ宛に届いたメールはホームディレクトリの Mailbox という名前の ファイル(メールボックス)に保存されます。しかし quota を使い切ってしまっ たユーザの場合には、ファイルへの書き込みが不可能になっているのでせっかく 届いたメールをユーザのメールボックスに保存することができません。 こうしてメールの配送に失敗してしまいます。
また巨大なサイズのメール(画像などを添付したもの)を送って受けとりを拒否さ れ、戻ってきたメールも quota の制限にひっかかり受けとれないというパター ンもちょくちょくお目にかかります。 メールは大きなサイズのデータを送るためのメディアではありません。1通あた りのサイズは大きくてもせいぜい数百 KB がいいところでしょう。数 MB から 数十 MB のサイズのメールを送ってもたいていのひとは受けとれません。メール サーバに受信を拒否されます。どうしても巨大なメールを送りたいときは、事前 に相手と連絡をとってそのようなメールを受け取れることを確認してからにしま しょう。