ねらいと目標
プログラミングのための基本的なアルゴリズムとデータ構造を習得することを目標とする。
素数を求めるアルゴリズムであるエラトステネスのふるいなど簡単なアルゴリズムから始める。その後、複数のデータを順に整列させるソートのアルゴリズムと、複数のデータの中から目的のデータを検索するサーチのアルゴリズムについて学習する。ソートとサーチのアルゴリズムは多く存在するが、そのどれもがデータ構造と密接に関連しているため、さまざまなアルゴリズムとデータ構造を自然に身につけることができる。
対象が教育学部の学生さんということで、卒業後に初・中等教育(あるいはそ
の関連業種)に携る際に、役立つようなコンピュータ(and インターネット)の
利用方法などを一緒に勉強できればよいかと考えています。
内情を話しますと、講師(私)は諸々の事情でピンチヒッター的にこの講義を担
当しています。シラバスの内容もとりあえず昨年度のものをそのまま踏襲して
います。
したがって、講義の進展状況や受講者の皆さんの要望などよってある程度柔軟
に内容は変更されるかもしれません(こういう行き当たりばったりなのは良く
ないのですが…)。
テキスト・参考文献
- 必須のものは定めません。
- この Web ページに必要な情報は掲載するよう努めます。
成績評価方法
- 出席は取りますが、それだけで単位が出ることはないと考えてください。
- 毎回アンケート(記名・無記名 選択可)を取る予定です、これは評価に反映するかもしれません。
- 基本的には出席点・中間・学期末のテスト・レポートで成績評価をおこなう予定です。
- 雑談・居眠りなどしたい人は出席に及びません。
- 質問やコメントその他ありましたら、ドンドン割り込んで発言してください。
受講環境の整備
- ラップトップPCの利用やネットワーク接続についてはすでに各自で整備済み、
という前提で講義を進めます。
Q&A
- ラップトップPCは持っていますか?
- 教室でネットワーク接続ができますか?
- ファイル・フォルダ・ディレクトリ・拡張子、といった用語は知っていますか?
- ソフトウェアのインストールはしたことがありますか?
- プログラムはしたことがありますか?
プログラミング・アルゴリズム・データ構造
- プログラム
- コンピュータに対して処理手順を具体的に指示するもの
- Wikipedia
- プログラミング
- プログラムの作成をすること
- Wikipedia
- プログラミング言語
- プログラム用の人工言語
- Wikipedia
- アルゴリズム
- 問題の解法で、とくにコンピュータ上で実現するのに向いているもの
- Wikipedia
- データ構造
- コンピュータ上でいろいろな情報を扱うための形式
- Wikipedia
Ruby のインストール
本講義ではプログラミング言語として Ruby を利用します。
をまとめたZIPファイル(5.1MB)
とインストール時の画面スナップショット(
1 |
2)。
上記のプログラムを開発・公開してくださっている作者のみなさんに感謝しましょう。
次回までの宿題
- ラップトップPCの利用に問題のあった人は、生協や情報処理センター等にお願いして講義に差し支えないよう、必要な環境整備をおこなっておいてください。
- Ruby のインストールを終えておいてください。