転送やメーリングリストで問題になるのがメール配送のループです。たとえば A から B 、B から A と相互に転送しあうように設定してしまうと、メールが A と B の間をピンポンして無限ループになってしまいます。 メーリングリストでループが発生すると、一般的にはメールの数が鼠算的に増殖 していきますので、より悲惨な事態になってしまいます。
情報処理センターでメールの配送に使っているソフトウェア(qmail)ではループ の検出を自動的におこない、このような事故を未然に防ぐようになっています。 しかし現在のメールシステムでは、ループの完全な防止は不可能と考えた方がよ いので、最終的には利用者・メール管理者が注意するしかありません。