一極集中構成のデメリットとして、センタールータに障害が発生した場合、キャ
ンパスネットワーク全体が破局に落ちいる、という点があげられます。こうい
う事態を100%防ごうとすると、予算がいくらあっても足りませんので、でき
る範囲ということで下記のような冗長構成を組みました。
- L3スイッチについてはCPUと電源を2重化し、活線挿抜が可能な構成にした。
- 基幹系L2スイッチについては電源を2重化し、活線挿抜が可能な構成にした。
- 基幹系では 1000BASE-X を多重化(28本)し、ひとつの回線が切
れても通信に支障をきたさない構成にした(リンクアグリゲーション)。
こうした構成により、ある程度の耐故障性の向上と障害発生時の迅速な復旧が
みこまれます。